KTX2テクスチャ圧縮
ETC1SとUASTCの使い分け、KTX2の品質設定、テクスチャごとの上書き・対象外の指定方法を解説します。
KTX2で変わるもの
KTX2はテクスチャのコンテナ形式です。SceneOpt StudioではGPU圧縮テクスチャ向けにETC1S・UASTCのエンコードを選べます。画像の縦横の解像度を減らすリサイズとは別の設定です。ダウンロードサイズとGPUメモリ使用量の削減も別の指標なので、必ず小さくなると考えず、変換結果で確認してください。
自動・上書き・対象外
まず最適化設定でKTX2を有効にします。「自動」はNormalスロットから参照されるテクスチャをUASTC、それ以外(Base color・Metallic roughness・Occlusion・Emissiveなど)をETC1Sにします。Normalマップは表面の色ではなく方向の情報を持つため、劣化すると陰影に影響します。共有テクスチャはまとめて変換されるので、使用する全マテリアルを確認しましょう。
テクスチャを選択して「上書き」にすると、ETC1S・UASTCとパラメータを個別に指定できます。「対象外」はそのテクスチャのKTX2変換をスキップします。別に設定したリサイズや画像の差し替えまで取り消すものではありません。個別設定は、共通のKTX2がONのときに適用されます。
品質設定と互換性の確認
ETC1S品質は1〜255、UASTCレベルは0〜4、Zstdレベルは0〜22です。エンコードの処理量を増やすと変換時間が伸びる場合があり、小さいファイルを保証する値ではありません。変更を適用し、細部や陰影を変換前後で比較してください。KTX2には利用先の対応が必要なので、ダウンロード後に実際のビューアで試し、非対応なら対象外にするかKTX2をOFFにしましょう。